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去る夏

盛夏に陰りが見えます。蒸し暑さだけ残したまま。
                                   2007年8月13日(月)

百日紅

墓前の人家に、百日紅が松をしたがえ咲き誇っていた。
小雨に打たれながらも、いまを盛りとしている。

紫陽花

あじさいのがくに、小さな花が淡い残り香をみせています。
いま一度がく全体が色づくかも知れないと、
ここしばらく見ていたのだが、季節の移りには逆らえないようだ。



日陰にあっても、強い日差しに葉が傷む。




早く残り香を取り去ろうと思いながら
成り行き任せと、水遣りだけが手立ての有様。



高温多湿には引けをとらないが、
ふるさとの密林の記憶には程遠い環境だ。




付き合ってから、7,8年経つ。
薄情な主人は植え替えなど先送りしたままである。




陽が大好きな黒法師だが、培土の
劣化に恨めしげだ。





鉢の隅っこに、小さな肉厚の子が伸びている。
せめてもの救いだ。土を変えてやろうと
いつも思ったままだ。



昆虫の夏



いつものとおり、いつものところで
鳴き続ける。なぜ地上での命は短いのだろう。





サクラの木しか知らずに盛を語るわれなり。



鮮やかなコバルトブルーに身をまとい、
地表を飛び交う。カミキリムシの仲間であろうか。
大きさは2,3cmくらいだ。盛んに小虫を捕らえては
強力な顎で噛み砕いていた。



実にきれいな色艶だ。
相手に、わが位置を知らせても構わぬようだ。
俊敏な動きが、正々堂々とした捕獲にあるのだろう。



蝉と同じサクラ木を、行動範囲としていた。



擬態にあるのか、サクラの木肌に溶け込んでいる。
やはりカミキリムシの仲間だろうか。
ほかにも同類が忙しげに這い回っていた。

夏が過ぎる。








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