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              2017年11月30日(木)

    掛けそば・安倍川餅は政官ぐるみの遮蔽幕に隠された。ここでは倫理観は通じない
   。真実・事実が遠ざかり、長い物には巻かれろのせせこましい悪徳だけがはびこる。


              2017年11月29日(水)

        <沈黙を学べ、ああ、わが友よ言葉は銀にも等しい、
                         だが時にかなった沈黙は純金だ。>

                   ベート―ヴェン「音楽ノート」(*)より
         ベートーヴェンが、ヘンデルの「東方の国々の詩人の花束」より書き抜いたもの。

                           (*):小松雄一郎訳編(岩波文庫)


              2017年11月28日(火)

    掛けそば・安倍川餅の追及も核心に迫れないようだ。無かったと言い張ったデータ
   が財務省にあったみたいだ。それでも、当の餅饅頭は非公開の動きに居直ったまま
   だ。自国行政は地方のみならず政府を頂点にピラミッド型となって人々の目から事実
   を隠す悪癖が蔓延っている。憐れなことである。税に則った目隠し行政とは何であろ
   うか。ここでは、国民よりも、政府筋と関係性の結びつきの強い企業等が優遇され、
   利益誘導が常套となっている。議論の場では、同じ穴の貉どもが慣れ合いよろしく真
   摯に欠けた問答を交わす。 

    今朝の記事(*)からの引用だが、米国の歴史学者のデボラ・E・リップシュタットさん
   が次のような事柄を話されていた。・・「・・<フオークナーの残した言葉に、『過去は死
   なない。過ぎ去りもしない』 歴史は古い事実だけではありません。起きたのは過去で
   も現代性のあるものです。もし、歴史のなかで悪いことがあれば、重要なのはそれを
   認識することです。同じくらい大切なのは、そのことについてウソをつかないこと。歴史
   のひとつの側面を好き勝手に操ってしまえば、ほかの側面も操られます」・・・ 
   トランプ大統領は批判的なことを伝える報道に対して『フエイクニュース』『ライイング(
   ウソをつく)』と言います。『ライイングプレス』というのは、ヒトラーが使った言葉です。
   ・・大統領がヒトラーと同じと言っているのではありません。でも、同じ言葉を使っている
   ことは指摘したい。それを示すのも歴史家の役割だと思います」・・ホロコースト否定者
   の発言を法的に規制するべきだとの意見については、その意見には反対とのこと。
   ・・「私は言論の自由を信じています。自由によって扇動することは間違っていますし、
   街角で黒人を殴ることは許されません。ですが、言論の自由はとても大切です。何を
   言っていいか、いけないかを政治家が決めるのは絶対に違います」・・物事を報ずる
   伝達について・・「私たちにはファクトチエック(事実を確認)してくれる存在が必要です
   。独立し、事実を追求し、精査できる活力ある報道が必要なんです。・・・いまは非常に
   多くの政治的なリーダーがでっち上げをして、まるで真実のように言い募る時代です。
   ・・ 私たちにできることは、その根拠を要求すること。いまは善き人ほど沈黙してはい
   けない時代だと思います」「私たちは、何でも議論の余地があると習いました。しかし、
   それは間違いです。世の中には紛れもない事実があります。地球は平ではありません
   し、プレスリーも生きていないのです。ウソと事実を同列に扱ってはいけません。
   報道機関も、何でも両論併記をすればいいということではありません・・」 
                                          (*):朝日新聞

    長い引用となりました。真実と事実に対して真摯に向き合う姿勢、態度で重要なこと
   だと感じましたので記しました。もう大分時間が過ぎ去りましたが、昔友人がフオークナ
   ーを卒論としました。それも<サンクチャーリー>を選択したことを懐かしく思い出しな
   がら記しました。


            2017年11月25日(土)

    名門と称される大學で学んだからと言って、人まで優れているとは云えない。そうした
   人物が、お手本の如く見苦しい見識を欠いた言説(*)をしたそうだ。あとで、言い訳
   したそうだが、こうした人士が赤絨毯を闊歩していると思うと、自国政治家のモラルの
   低さをつくづく思い知らされる。 言の葉は、その人の人格と表裏一体だ。
                                  (*):朝日デジタル


             2017年11月23日(木)

    赤絨毯の女史が「立憲主義というと権力を縛るものというイメージで語られるが、
   果たしてそれでいいのか」と主張したそうだ(*)果たして女史等は基本法について
   どのように学んで来たのか薄ら淋しく感じる。そこでは、自国を焦土と化した先の
   戦争への歴史認識への薄弱さを覚えるだけだ。基本法は、そうした軍国主義へ傾い
   て行ってしまった現実を顧み、政府権力に対し、人々の負託にのっとった行政のみを
   行使すべきとしてきた。憲法制定の由来が他国による圧力によってなされたというこ
   とには当たらない。基本法は権力を監視する役割が国民にあるとした。それゆえ政
   権の力に基ずく行政を由無しとしたのだ。こうした一連の時間的流れを無視すること
   は、自国を再び誤れる方向へ誘うことになる。われわれ自国民は浅薄な思いあがっ
   た選良の言葉には確りと否の声を返すことだ。
                              (*):(11月23日付け朝日新聞)


              2017年11月22日(水)

    午後三時過ぎ山並みが霧隠れした。もしや才蔵蘇ったか。巷では歴史に対する
   認識と捏造と虚構が入り混じり、三つ巴の様相を呈しているようだ。認識は、事実に
   対する客観的見識といえる。捏造は事実をへし曲げた悪意ある態度だ。虚構はつく
   られた事実の創作空間だ。 慰安婦問題への色々な見解が飛び交ったいる中で、
   どの巴が実体に即した見識か正直に己に問うことだろう。歳の差でもあるまいが、
   いま世間で事をさも大事と荒ぶる御仁は、蛙に言わせれば若造でしかない。しかも、
   何を書くのか知らぬが作家とういう名の稼業であるらしい。


              2017年11月19日(日)

    米国の司令官が、トランプ大統領から核攻撃命令を受けてもそれが違法なら従わ
   ず反論すると明言したそうだ(*)。聞いただけでは、何かしら潔しと覚えるが、土台
   核兵器その物が人類にとって非情な攻撃武器だと認識すべきだ。人殺し兵器は全て
   が廃棄されるべきであり、その使用命令に従わないと云うなら、それこそ勇気ある言
   葉として称賛されるだろう。しかし叶わぬ現実であり、悲しい事実である。人間と云う
   弱き生き物は何年年経ても、単純な事実・理へ目が往かないのが当たり前かのよう
   に、命を無駄に徒労している。
                                   (*):CNN


              2017年11月12日(日)

    世間の景気がいいと云われる。特に製造業で顕著らしい。
   田舎では一向にその気配がない。細々とその日暮らしが続く。万国の労働者団結
   せよ、とのアジも何のことやら分からぬ繰り言と成り果てた。昨今では労使交渉、
   賃上げ闘争など何か胡散臭い物言いと聞こえる始末だ。自由資本主義の仮面の
   勝どきだけが響き渡る。しかし、人間どもの贅沢は、このもったりした空気に少し飽
   き飽きし始めてもいるようだ。歴史は繰り返すと云うが、このもったり気配を好機と
   する動きが意識しょうがしまいが各地で蠢いている。先鋭的な思考、旧弊打破、古
   へ回帰等と、衣違えど基調低音は同じだ。
      人間どもは、時々ネジを巻き戻すのが宿命、生き方でもあろう乎。


              2017年11月04日(土)

          巷に雨の降る如く 我が心にも雨が降る・・・

      雨のわだちが広がり静かに消えゆく 詩人がランボーとの別れを悲しんで
      詠ったと言われる詩だ。
       ・・・イルプラールダンモンクール コムイルプルシュラビーユ・・・
      昔、仏文の先生から教わった。雨が降るといつも思い出す。
      三時半ごろから降り出した秋雨が少し寒い。
      
   例の産経(11月3日)が<日本を貶める日本人をあぶりだせ>と吠えたそうだ(*)。
   この新聞にしてこの遠吠えありなん。いずくんぞ人を選別するや、筆遣いも恥もしら
   ぬ。言論にほど遠し浅知恵に如かず。 ジャーナリズム精神どこにも垣間見えず。
                                     (*):朝日新聞