トップへ 盆地情報 さかのしたのくも46

                                       20011年6月5日(日)

                  朝から雨が降っていますが、昨日の東京は晴れていて、
                      蒸し暑い一日でした。

                                  
熱情 輝き 敬愛 九条の会

                                   2011年6月4日(土)日比谷公会堂

鶴見俊輔さん
                  鶴見俊輔さん

科学等に対する人間の態度のあり方に、モラル
を通して人間の在るべき姿を話された。ヒポクラテス、
ファラデーの生きかたを、ともすれば人間がおちいり
やすい悪しき方向へ向かってはならない、といことを
絡ませて、戦後の検証もままならぬ自国のあやふや
を、しずかに言葉にされた。また、世情の退行に
対して目をそらしてはならないとも云われた。
小田実さんは不服従のひとであったと。

澤地久枝さん
                澤地久枝さん

この国には政治はないと云われる。人が困窮
している時に、5兆円を超える防衛費がまかり通る
のはおかしなことであると。保安院が何を云っている
のかはっきりとしない説明などおかしなことで、もっと
説得力のある話し手があってしかるべき、といった
意味合いのことを述べられた。これなど普通の国民
が多く感じている点です。また、今回の震災を機として
生活を変える、いわば世直しを一人ひとりが行う
ことだとも話された。そして福島とともに生きると。


飛翔
ヴァイオリン 松野迅さん ピアノ 風呂本佳苗さん
      ヴァイオリン 松野迅さん ピアノ 風呂本佳苗さん

鳥の歌 すみれ等、三曲が演奏されました。
鳥の歌がひとびとへ心の悲しさを訴え飛び交います。



松野迅さんとなかまたちの、東日本大震災被災者支援コンサートが
あるとのことです。日時:7月31日(日)18時:30開演(18:00開場)
会場:王子ホール(銀座4丁目)。チケット一般3,500円
小中学生1,500円


奥平康弘さん
              奥平康弘さん


非核三原則は基本法の意志に沿う形の決議
としてある。しかし曖昧な国日本では、それが
犯される危うさにある、という趣旨で話され、戦争
の検証もなされないまま今日にいたっている、という
そのこと事態が曖昧さを示していますとのこと

オーストリア、ウクライナでは、非核三原則を憲法に
掲げ、明確な国の意志として内外へ表示しています
といわれる。自国では、独立した個人として
良き憲法文化を育てていきましょうとの声を強く
発せられた。悪しき改憲意図には、より強い
対抗案で対峙するぐらいの強さが必要だとも。

 







大江健三郎さん
              大江健三郎さん

親交のあった亡くなった友人のサイードさんが、
晩年、娘さんによれば、もう言葉を分節化する力が
無くなったと話されていたとのことである。私の言葉
は英語では解りづらいと言われますが、日本語で
はますます解らないとも言われますと、諧謔を交えて
話された。講演の要点として、憲法前文の前段にある
・・再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを
決意し・・中段の・・信義に信頼してわれらの安全と生存
を保持しようと決意した。・・そして九条の一項にある
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実
希求し、・・・会のパンフレットにもありましたが、その
決意したという意思をいつまでも思い出してもらいたい
、との後に続く人々への言葉でした。それこそが
会の意思としての<決意した>ことである、と総括された。
そして、法律は総じて其れができたときの事情、その
誕生事実から目をそらしてはならないと述べられた。
立法事実を決して没却してはならないと。
夥しい内外の血を犠牲にして生まれた基本法の
成立事情、立法事実は国民一人ひとりが忘れては
ならないことです。後の人々への責務です。

小森陽一さん
               小森陽一さん

今年の秋には全国大会を目指しています。
草の根活動では、それぞれの信・思い、党派に
囚われず平和への願いを基に、地道な、
地域特性にあった個性的活動を行っていきましょう、
と結びにされた。

*九条の会事務局:03ー3221−5075
FAX:03−3221−5076

Eメール:mail@9jounokai.jp

http://www.9-jo.jp





恵比寿詣で

講演会まで時間がありました。先日NHKの
美術館便りで是非観覧しようと思っていました。



プラハの春

東京都写真美術館

恵比寿駅から直ぐにありました。
ジョセフ・クーデルカの写真展です。

なお下記に掲載しました画像は、
東京都写真美術館の案内冊子
「eyes|2011
VOL.69 |」に掲載されている
ものです。受付の係りの方から、非商業で
あって個人HPならいいです。との許可を
得ました。もちろん展示場内部は厳禁です。

*7月18日(月・祝)まで開催されています。




戦車に飛び上がり抵抗の意思の表明。




町に押し押せた軍隊へ不安な表情。



兵士への激しい異義申し立て



住む町が武力で蹂躙され、どうしょうもない嘆き


  旗を掲げ、我等は自由であること
 を訴える。

 
 チエコにワルシャワ条約機構軍が侵攻し
 たとのニュースは、当時、仕事に就いて
 間もない我々に衝撃な報でした。まっ先
 に頭に浮かんだのが、東京五輪の体操競
 技で金メダルを獲得したチャフラフスカ選手
 でした。いまでは普通になっている年齢の
 若い子が演じる競技と違い、大人の堂々と
 した風格のある演技でした。
 彼女は二千語宣言の一人でもあったので、
 その動静を心配したものです。
 
 
 目の前に観る報道写真の圧倒的迫力
 と云うより、一人の人間として現実から逃げ
 ず、現象を精確に抉り出そうとするひとの
 意思が感ぜられます。暴力に対する理の力、
 偽にたいする否の声でしょうか。

 冊子に載っていなかったのですが、展示場
 内には
様々な人々の抵抗のポスターが展示
 されていました。なかでも一枚の展示に惹か
 れました。それは1945年では少女が兵士に
 花束をおくる場が、1968年では兵士の前に
 少女が倒れた姿で描かれています。対照的な
 二つの構図を一枚に描く姿勢に、本来の批判
 精神、諧謔精神を覚えました。
 



トップへ 盆地情報 さかのしたのくも46