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花でも見よう

        2008年12月6日(土)

緋寒桜
                         緋寒桜           2009年2月12日画像追加

さくら横ちょう

春の宵 さくらが咲くと 
花ばかり 

さくら横ちょう 

想い出す 恋の昨日
君は もうここにいないと 

ああ いつも 花の女王
ほほえんだ 夢のふるさと



春の宵 さくらが咲くと 
花ばかり 

さくら横丁
 
会い見る時は なかろう
その後どう」 「しばらくねえ
と言ったって はじまらないと 心得て

花でも 見よう

緋寒桜 

春の宵 さくらが咲くと
花ばかり 

さくら横ちょう


                           加藤周一



                     亡き人へ

                                    
           
             歌は遠くへ消え去り 
               
            悲しみの音色だけがぽつりぽつり落ちてきた
               
            ひとつひとつのしずくには言の葉のぬくもりがあった
                
            いつも精確な音を響かせた
               
            ひとつひとつのしずくにはいきものへの肯定があった
               
            いつも透徹したいのちを奏でた





ひとに生まれ人に死す
加藤周一さん

多くの人に、物事にひそむ表裏をしっかりと
とらえ、的確な言葉にして伝えられた。
ことばの意味をしっている人であった。


惜別

ついこの前の記録ですが、「さくら横ちょう」を知ったのは2006年8月の「歌う会」にてでした。
歌う会は、当地域で有名な声楽家である東由子先生が主催される歌の発表会です。
その会の東先生の歌の説明で、初めて加藤周一さんの歌であると知ったわけでした。
それまでは、明晰な評論家等としての認識しか持ち合わせなかったのですが、
あらためて人の「ふとさ」と「ゆたかさ」に気づかされたことでした。




16回歌う会より 2006年8月

発表者は田中愛美さんです。元音楽講師との説明にありました。
曲目は、「さくら横ちょう」とオペラ「夢遊病の女」よりアミーナのアリア“あゝ信じられない”の二曲でした。
さくら横ちょうの詩は加藤周一さんによるものでした。初めて聞きました。曲は中田喜直さんのものです。
東 由子さんに、歌の詩はあの方のですかと確認しましたらそうですとの答えでした。
しょうしょうびっくりしました。1948年頃の定型詩運動の一環としての創作であったようです。
詩は曲と綺麗に溶け合い澄んだ切なさにありました。


北村 朋香さん 保育園勤務

17回歌う会より 2007年8月

1曲目は、「さくら横丁」 加藤周一 詩 中田喜直作曲の歌です。
曲は昨年初めて聞きましたが、本当に澄んだきれいな歌です。
歌い手は子供さんがお二人だそうだ。 
                                      ピアノ:甲斐磨有美さん




18回歌う会より 2008年8月

佐藤 明美さん(中学校音楽教諭)
「ひぐらし」北山冬一郎詩 團伊玖磨作曲。
「さくら横ちょう」加藤周一詩 別宮貞雄作曲。
            ピアノは甲斐磨有美さん。

春の宵 さくらが咲くと はなばかり・・・
          ・・・さくら横ちょう 
 
                          
加藤周一

一昨年、東先生のおかげでしった歌です。
今回は、別宮貞雄氏によるものでしたが、
すばらしい歌でした。中田喜直氏の曲が清純な
曲想にたいして、別宮氏の歌には知的悩みが
漂っていました。もちろん聞き手の主観ですので
双方素晴らしい曲想に変わりません。

佐藤さんは、春に異動があり、宮崎市のO中学校の
吹奏楽部の顧問もされていて、とても歌うどころでは
なかったそうですが、クソッの意気で練習に励み
参加されたそうです。

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