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18回うたう会


うたの翼がひとを誘う どこへいくの

                               2008年8月10日(日)
 
                                               2008年8月11日(月)発行

リハーサル
増田 雅代さん

昨年(17回)、最後の締めに歌った人です。
歌唱力のある方です。



小玉正紹さん

歌を心底好きな様子が伝わります。
昨年、「千の風になって」の
全国コンクールで三位に入られた。



東 由子さん

指導は的確で、わかりやすい指摘にあります。
豊かな声量が、ひとを納得させます。
プロフェッショナルの声です。


斉藤志帆さんと、園田雅代さん

練習をじーっと見守る。

小玉さんと奥様

ことしもおしどりでの参加です。

第一部



時任 梨沙さん(大宮高校2年)
「おやすみ」三木露風詩 中田喜直作曲
他一曲。 ピアノは川崎まゆかさん。
あたたかい詩の流れにありました。




橋口 優希さん(志布志高校2年)
「行々子(よしきり)」清水重道詩 信時潔作曲
他一曲。 ピアノは横山澄子さん。
よし切りは、いわゆるヨシキリで、鳥の別名。

藪の中ににぎやかな騒ぎがあります。



岩崎 果鈴さん(泉ヶ丘高校3年)
「納涼」東くめ詩 瀧廉太郎作曲
他一曲。 ピアノは前田いずみさん。
瀧廉太郎21歳の四季をめぐる歌の思いです。




中須 美喜さん(都城西高校3年)
「たんぽぽ」三好達治詩 中田喜直作曲
他一曲。 ピアノは野添真子さん。

ウタの、はかないおもいがつたわります。




松崎 夏美さん(フェリス女学院2年)
「お前は私を苦しめていなかったのに」チエステイ
作曲、他。 
なにも感じなかったお前が、
ああ俺を虜にするとは・・・
 
               ピアノは平塚真理子さん。

松崎さんは、高校時代、いまは宮崎市となった
佐土原から汽車で、都城の東先生のところまで
通われていたそうだ。歌が好きなんですね。






串間 友美さん(昭和音大2年)
「おやすみ」三木露風詩 中田喜直作曲 他。
宮崎学園短大から昭和音大へ編入して
勉強中の由。 ピアノは片寄友春さん。  

東先生によれば、作曲家中田喜直は、
ピアノ科にあった時、航空隊へ配属され、
仲間の多くが特攻隊として消えていってしまった
つらい経験をされたそうだ。その散っていった
人々への思いと、平和な時の到来との段差の
なかで色々悩まれ、その葛藤が以後の
  意欲的な創作活動となっていった、と話された。   




中川 誠宏さん(宮崎学園短大1年)
「荒城の月」土井晩翠詩 瀧廉太郎作曲。 「いとしい岸辺」グルック作曲。
                   ピアノは横山起朗さん。
伸びのある声が届いてきた。しみじみとした月が心を照らします。
今年から、男女共学となった初めての男子学生にあるわけです。




松田 一恵さん(宮崎学園短大研究生)
「アベェマリア」マスカーニ作曲。
戯曲「ペールギュント」より グリーグ作曲
“ソルヴェイグの歌”。
この世で会えなくとも あの世であえるわ・・・

荒くれ者のかれ あたしの歌を聞いてください・・・







会場へスタンド生花が届けられた。

東先生は、18回の発表会で、

初めてのことだわと

おどろきと感謝と笑いにあった。





間奏


ほうずきが色に染まり こうべをたれる

ああ もうすぐ夏が去るのね

いつも一時だけ あなたはいつも  

第二部


北村 朋香さん(保育園勤務)
「歌」三木露風詩 山田耕作作曲 他。
           ピアノは柿並貴子さん。

やさしい歌声です。




甲斐裕子さん(主婦)
「中国地方の子守歌」伝承歌 山田耕作作曲他。
 ピアノは平塚真理子さん。 北村さん同様、昨年
から復活、参加されているそうだ。
母なる人の歌声がありました。







歌う会は、だれでも気楽に音を楽しめます。
東先生の噛み砕いた、わかり易い、曲の説明等、門外漢に
とって、とても教えて貰う事が多くあります。 今回の余談の中で、
歌う会から育っていった世界的に活躍する歌手もいるそうだ。
そうした中の一人である、増田弥生さんが、例年松本市である
小澤征爾総指揮による<サイトウ・キネン・フェスティバル>の
なかで、ソリストとして参加されると教えて下さった。
増田さんは、都城西高校を卒業後、芸大、大学院と進み
音の本場でも修業、学芸を修められているバリバリの
ミヤコンジョ子である。いつか歌う会で歌ってもらいたいものだ。
それも手提げ弁当が一番と勝手に思いますが・・・




小玉 正紹さん(元中学校教諭)
「初恋」石川啄木詩。 越谷達之助作曲。「O sole mio(ああ 私の太陽よ」 カプア作曲。
                                ピアノは横山澄子さん。

 
砂山の砂に 砂に腹這い
初恋のいたみを 遠くおもい出ずる日
初恋のいたみを 遠く遠く
ああ ああ 
おもい出ずる日 

                      
石川啄木

思わずなみだがにじみでました。詩のことばが切々と遠い思いを呼び起こします。
ほろ苦い思いを、曲が優しげに包み込みます。

ああ 私の太陽よ も素晴らしい歌唱にありました。




平野 友美さん(TMC聖歌隊)
「からたちの花」北原白秋詩 山田耕作作曲。
「ラ ボエーム」“私の名はミミ”プッチーニ作曲。
              ピアノは横山澄子さん。
ピアノ科育ちの声楽転向組だそうだ。

屋根裏で太陽に一番先に挨拶しているわ・・・
教会にはいかない でもかみさまはいつもあたしに・・



神宮寺 桜子さん(TMC聖歌隊)
歌曲集「ジプシーの歌」より ヘイドゥク詩
                ドボルザーク作曲。
Ⅰわたしの歌はひびく Ⅳ 母の教え給いし歌
                ピアノは斉藤志帆さん。

ジプシーの静かな嘆きと祈りが、
  人の悲しさ怒りを押さえた調べに歌い上げます。






山城 忠さん(合唱団所属)歌曲集「白鳥の歌」より
(愛の使い)レルシュターブル詩
シューベルト作曲 他。 ピアノは横山澄子さん。
ドイツ歌曲は表現力の難しさに加えて、原語を覚える
のも一苦労です。歌い手の詩と曲との格闘が
聞こえました。
生きる先輩の挑戦は、初期高齢該当者にとって、
いい励みとなりました。
今月末、交流プラザで、フォーレのレクイエムに
挑戦されます。











佐藤 明美さん(中学校音楽教諭)
「ひぐらし」北山冬一郎詩 圑伊玖磨作曲。
「さくら横ちょう」加藤周一詩 別宮貞雄作曲。
            ピアノは甲斐磨有美さん。

春の宵 さくらが咲くと はなばかり・・・
          ・・・さくら横ちょう 
 
                          
加藤周一

一昨年、東先生のおかげでしった歌です。
今回は、別宮貞雄氏によるものでしたが、
すばらしい歌でした。中田喜直氏の曲が清純な
曲想にたいして、別宮氏の歌には知的悩みが
漂っていました。もちろん聞き手の主観ですので
双方素晴らしい曲想に変わりません。

佐藤さんは、春に異動があり、宮崎市のO中学校の
吹奏楽部の顧問もされていて、とても歌うどころでは
なかったそうですが、クソッの意気で練習に励み
参加されたそうです。




園田 雅代さん(音楽講師)
「未知の扉」宮本正清詩 中田喜直作曲。
オペラ「リゴレット」より“慕わしき御名”ヴェルデイ作曲。
                ピアノは前田いずみさん。

ひょうきん者のかなしさ空しさ、笑いをとるみじめさ
人の心にひそむ、世に受けてもらいたいとの葛藤が
歌いだされていました。堂々とした歌唱力です。


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