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蝙 蝠

                                2010年7月18日(日)



一日目 日暮れて 蝙蝠が飛びまわる 



雨上がりの宵 どこからともなく舞う

 


二日目 同じ時刻

群舞が始まった どたばたした舞だ



宵闇に飛膜が透く つかめそうで するっと抜ける



三日月さまが よるの湿気を遠ざける ああつゆが終わる

三日月と宵の明星













一点の明り

宵の明星





三日目 雨が上がった 蝙蝠の姿がみえぬ 

連中湿気が好みなのか かぼそい雨脚を反響板とするのか 晴れが嫌いなのか知らん

つゆがあけるのだ 闇が深みをました





 余録

   2006年8月の終り、部屋に小さなコウモリが闖入しました。

  床に就いてやっとまどろみ始めたころ手のひらや、おなかあたりに

  妙な動きをおぼえました。びっくりして、うごきを払い、灯りを点けると

  なんと可愛らしいちっぽけなコウモリがいました。どこから入ってきた

  のか思い当たる節がありません。アルミサッシのガラス戸の隙間から

  忍び込んだのだろうと思うほかありませんでした。

  それにしては元気がなく、弱々しく敷物の上で震えていました。

  とても助かる見込みなどないと思ったのですが、非情な仕打ちで

5、6cm足らずの小さな生き物を外の世界へ帰しました。




 いたちが時おり来客にありますから 

おそらくその日のうちに餌食になったかも知れません。

            



きょう 2010年7月18日(日)午後9時の姿

きのうよりだいぶ満ちてきた

澄んだ闇に蝙蝠が帰ってきていた








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