みごとに逃れた蟻
蜘蛛
対決した蟻が捕らえられた現場付近。下の図参照
    
  蜘蛛のえさ
蜘蛛は落ち着き払ってエサを強靭なアゴで噛み砕きます。
蟻と蜘蛛です。
蝙蝠ランです。蛙の相棒のひとりです。
 蝙蝠ランの大きな手の中で、小さな生き物の縄張り争いが勃発しました。
ランのつややかな色を引き立てようと、霧吹きで水を吹きかけようとしたところ、小さな動きが目に入りました。
 左の出会いの図を拡大したのが右の画像です。蜘蛛はすでに捕らえた虫を食べようと、準備に余念がありません。蟻の方も何食わぬ格好で、蝙蝠ランのなまめかしい肌を舐めるようにして這いずりまわります。
嵐の前の静けさです。


嵐の前の静けさ・・・
蟻の動静を感知した蜘蛛です。
 蟻の動静を感知した蜘蛛ですが、相変わらず捕らえた虫から離れません。
腹が減っては戦が出来ぬわい・・・
おい!邪魔をするねえい!蜘蛛が威嚇します。
 蜘蛛はやっと目障りな蟻を仕留めようとエサから離れ蟻の動静をうかがいます。蟻もたいしたものでなかなかそばを離れようとはしません。ひょっとして犠牲者は蟻の知り合いかもしれません。
危険な三角関係です。 危険な三角形です。蟻と蜘蛛が真正面からの対決となりました。かわいそうなエサは糸に絡まれてうわの空です。 左の拡大図です。 左の拡大図です。下の蟻が果敢に蜘蛛に迫ります。対する蜘蛛は泰然自若といった態度でむかえます。
 この後、激しい闘いがありましたが、画像に取り込めませんでした。
捕らえられた蟻。 
 軍配は蜘蛛に上がったようでした。あわれ蟻は蜘蛛が張り巡らした細い糸に捕らえられ身動きできぬようです。蜘蛛はしきりに尻から糸を出して蟻の身体を巻きにかかりますが、思ったようには巻けぬようです。蟻は小さく身体を震わせて精一杯抵抗をします。蟻も強靭なアゴを持っていますので、蜘蛛に一撃を与えているやかも知れません。
やれやれてこずりさせやがって・・・ 晩秋の決闘に決着がつきました。やれやれ、てこずらしやがってと、蜘蛛は、ほっと束の間の息抜きです。激しく闘った興奮を鎮めようと、蟻を糸の仕掛けに任したまま、しばし蝙蝠の懐で新たなる英気を養うかに見えました。
が・・
脱出かなった蟻の道行き。 
 油断大敵とはよく言ったものです。蜘蛛がしばし気を許した短い間に、蟻はなんと絡まりついた糸から身をほどき脱出に成功しました。ランの肉厚の肌が滑るのか、闘いに精力を使い果たしたのか、よろよろとふらつきます。蝙蝠ランの手の奥に落ち込まなければと、見守っていましたが、どうやら無事に逃げおせました。あの蜘蛛の餌食となった虫はきっと蟻の親しい仲間であったのだろうと、思いました。
今度は、ランの敵の出現です。
 決闘が終わった後、霧吹きして、鉢まわりを覗くと、今度はランの敵、ナメクジが出現しました。しばらく外へ出しっぱなしであったので、ナメクジがついたのでしょう。
蝙蝠ランのでっぷりしたお尻にいまにも喰らいつきそうな様子です。
ナメクジはゆっくりと、ランの匂いを楽しんでいます。
 ナメクジはいつ見ても、あまりいい感じがしません。
それに蛙の大事な仲間の生き血を吸うのは許しがたいことです。でも、ナメクジはなかなかうまい汁を吸い出せぬようでもありました。蝙蝠のかたい木片化した葉茎には歯が立たぬようです。
どこから攻めようか・・・
 あちきも、なにも好んでこうした嫌われものになったわけじゃありんせん。
何の因果か子に移り、めぐりめぐってのこの憂き世。ああ、うらむべくはこの身の姿、どうしてあちきをそうおいじめんなさるんかえ〜・・・
もう一匹ナメクジがいました。 
 もう一匹現れました。ひょっとして、まだまだいるのかと、鉢を持ち上げた見てみますが、この二匹だけであったようです。
二匹にはむごいことでしたが、焼酎の肴にせんと、早速油揚げにして、食べました。
いえ、紙に包んでねんごろに永久へもどしました。
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 ぼんち蛙通信11月
晩秋の決闘2004年11月6日(土)