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歓喜の歌


2008年12月8日(月)
草の根が大きく張った

いのちあるものは、かならず死にいたる。
そうであるならば、個々のいのちを大事にしていかなければならない。
はかない生ならばこそ、他者への思いやりを忘れたくはない。

呼びかけ人の声が、自国のいたるところへ届いています。
一方で、旧弊への復古をめざす政治の根強い動きが、いろいろな
形で現れています。わたしたちは他者を排斥する時代を避けねば
なりません。人が言われたように、戦の準備をするよりも、平和の
準備をするのが人の性に合っています。この地はだれのものでも
ありません。これからも、ひとりひとりが声をかけ合い、手をたずさえ
て歩きましょう。   


ああ この調べにはあらず さあ命の永遠への対峙のときだ

つきぬける力をわれに いざ行かん 



ベートーヴェンの遺言
          2008年12月29日(月)


 
加藤周一さん
花でも見よう
大江健三郎さん 小田 実さん 青春の輝き 井上ひさし さん
鶴見俊輔さん 第九条[戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認]
@日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
A前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
奥平康弘さん
三木睦子さん
日本には平和主義の伝統が根強くあります。オオク二ヌシ、聖徳太子、紫式部、世阿弥などの思想です。戦後の平和運動の欠陥は、このような伝統思想を、平和を守る運動に結びつけられなかったことだと思います。
 現在の憲法は外国から与えられたもので、日本独自の憲法を制定すべきという俗論がありますが、憲法九条には日本の伝統思想に通じる思想があり、かつカントの永久平和運動とも一致する精神があります。「九条の会」のさまざまな賛同者がそれぞれに異なる信念によって団結して運動を続け、憲法改悪の動きを封じるべきと私は思っています。


梅原 猛さん

*井上ひさし さんへの哀悼の伝言より

澤地久枝さん


交響曲第九番合唱付き。ニ短調 ベートーヴェン作曲    
                                      

                                   音楽ノートより(小松雄一郎訳編 岩波文庫)


              いざ歌わん 歓喜の歌を 死はすでに生と同化した・・指揮:カエルゾンフェングラー
たとえ王座のかたわらにあっても 決して真理を裏切るな

 そして、たとえ雲が生命の小川に雨を降りそそいでも 柳の木はなつめやしの実をならさ
 ない。
 悪い人間どもと一緒になって、時を浪費するな。 
 普通の芦から砂糖はとれない 良い剣は柔らかな音で鍛えることができようか?
 人間は狼の性にさえ変わるものだろうか?
 この塩けのある土地に、あざみといばらが茂り、
 花咲く庭園になるのは、一、二度の雨があってのことであろうか?
 だから、種子と貴重な手入れをあだやおろそかにするな。
 善きものに悪をなすも、悪しきものに善をなすも、それは一つなり。

                                        ヘンデル:消え去った努力

 艱難にくじけるな、日光を見よう それは汝に憂いには喜びを、憂愁には楽しみをもたらす
 幾時か毒けのある風が吹き起こったことだろう、しかもすみやかに この上なく甘い香りが
 大気をみたした。
 しばしば、黒い積雲が汝をおびやかし、またそれは吹き消えゆく 雷雨が暗い雲の小枝か
 らそそぎ出される前に時としておびただしい煙りがたったが、少しも火にはならなかった!
 つねに確固として、たとえ災難のなかにあっても、勇気に満ちてあれ
 時が驚くべきことを白日のもとに持ちきたすは数知れず 善を、汝は偉大なる神を待ち受
 けることができる。


                             ヘンデル:東方の国々の詩人の花束「人生の慰め」

 あらゆる激情を抑制して、事の成否を顧みず、人生のあらゆる事柄を精力的に遂行する人
 は幸福である。問題は行為の動機であって、その結果ではない。報酬が行為の動機であり
 それを目当てとするような人になるな。おまえの生活を無為にすごすな。おまえの義務を果
 たすために精励せよ。結果と終局が善いだろうか、悪いだろうかと考慮することをやめよ。
 このようなものに動じないのは精神生活が旺盛であることを示す。そうなれば、叡智のなか
 に憩いの場所が求められ、貧困と不幸は単に事柄の結果であるにすぎない。まことの賢者
 はこの世の善悪にとらわれない。だからおまえの理性をそのように働かせるように努めよ。
 このように理性を働かせることは人生における貴重な一つの技術だ。

                                               インド哲学書         

 国家が憲法をもたなければならぬごとく、個々人は自分自身の一つの[規範]をもたねばな
 らぬ。


                                      (より普遍的規範である。蛙の目)

 涙のとりいれをしたい者は、愛の種をまかなくてはならぬ。
              
                                                  シラー:ヴィルヘルム・テル

 
                                     (人の痛みをしることである。蛙の目)
 

  この世に人の生命を享ける期間はわずかである。
     残酷な心をもち残酷なふるまいをなせば 
        その人生ける間は、人みなその不幸を祈るべし、
            そして彼死すともその心根は憎まれてある
               しかし、心気高く、行い貴ければ
                  そのかんばしき名声は他の人々により遠くに、
                     世上に広く伝わって、良き人と祝福されん。


                                          ホメロス:オデュッセイア


  心よりいず、願わくば再び心に至らんことを。
         ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス

                                   (心の観[規範]は内外同一なり。蛙の目)
 

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