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       2017年10月31日(火)

    世界気象機関によれば、2016年のCO2濃度が過去最高を更新したそうだ(*)。
   以前から懸念される地球温暖化現象が一向に改善しないどころか増々悪化の様子
   を呈している。CO2濃度の削減への取り組みは各国の真剣味、誠実さの度合いをも
   示しているようだ。     (*):毎日新聞


        2017年10月29日(日)

        みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道~
                                   (童謡)
    敗戦後の童謡で、蛙たちが小学生の頃良く歌わされた。温かい歌の詞である。
   こうした穏やかな歌詞で学ぶことは子等の情操へ良い影響を与えるようだ。
   しかし、1950年朝鮮戦争が勃発し、どうしたことか、世間が慌ただしくなったようだ
   った。警察予備隊が保安隊となり今の自衛隊へと改組されていった。
   小学低学年のころ映画「黄色いリボン」という題名の洋画を観た。子供には騎兵隊が
   インデアンの襲撃にあった幌馬車を救いに行く姿が今様の言葉でいえばカッコ良く見
   えた。いま思えば、その構図は朝鮮戦争のあらましを彷彿させるものでもあった。
   国が戦争状態にある時には、題材を昔の出来事に絡ませて戦意高揚を図ることは
   人々が経験したことである。 時に文科省が進める道徳の教科化には問題が隠され
   てもいる。お仕着せの道徳など、子等の向上心へはとてもつながらない。道徳は人が
   自然と成長して行く心の過程で、自ら善悪の意味を考え、対象と葛藤しながら確り見
   定める目を育てて行く道で身につくものだ。お上の道徳が、知らずお決まりの礼節、
   偉人・英傑を敬い、身を清め、高めるといった教えに盲従するだけの人間形成なら、
   何ら教育の名に値しないだろう。 人は、成長過程のそれぞれの時期、多彩な機会に
   遭遇してこその生き方を知るものだ。 何故、いまさら修身に包まれる道徳の教科を
   謳うのか不思議でならぬ。 
       文科省の役人は敬天愛人の言葉を良くかみしめることだろう。


        2017年10月28日(土)

   政府・自民党が衆議院での野党の質問時間短縮を検討するとの報があった(*)。
  これなど民主主義の破壊といえるものだ。国会(衆議院)での野党、少数党の意見、
  発言の機会を奪うもので許しがたい。なぜこうした無分別な思考になるのか唖然とさ
  せられる。先の選挙の勝利が驕りを高めたのか情けなき赤絨毯の貉だ。小さな声、
  声なき声は無視すべしとでも高を括ったか、危ういことである。 
                          (*):朝日新聞12月28日(土)
    祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理を
  あらはす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろび
  ぬ、偏に風の前の塵に同じ。

  <・・代議制民主主義とは意見が分かれているときには、仮に多数派に従って行動し
  ようとする約束なのです。その約束の中に多数派が正しいということは入っていない。 
  ・・・民主主義の最大の悪は多数派の専制である。・・・>  加藤周一



       2017年10月27日(金)

   良くTVで、家族の祖先、由来を調べて明かす番組等がある。そんなに人のルーツを
  明かすのが面白いのか不思議に思いながらも興味を惹かれ良く視聴する。
  たまに、蛙も己の先祖様はどういった範疇の人たちだったんだろうと思いを巡らす。
  行きつくところは何故か大抵石川五右衛門だ。これはこれで面白いと一人笑いしてい
  る。当時の時世を思い浮かべ、無学無教養の庶民属一派、悪しく言えば盗人の徒党
  集団だ。それはそれで波乱万丈の生き様であったのだろうか。夢又多しである。


         2017年10月26日(木)

   生態系、環境へ既に悪影響をもたらしている基地のある沖縄で、さらに新基地建設
  のため障害となるオキナワハマサンゴの一群体を移植する申請が、沖縄防衛局から
  あったそうだ(*)。植物にとっては有難迷惑な話である。地元の人にとっても更なる負
  担を強いられることになる。自衛隊は自国の大方の人々から既に黙認されている存在
  だ。だからと言って自然環境さえ意の儘という訳にはいかない。沖縄でも、現実には人
  々のそれぞれの立つ位置によって利害関係が錯綜しているだろう。それ故、なぜ新基
  地建設が必要なのか、軍装備等の整備拡充のためか、それらの疑問に逐一答える必
  要がある。 自国基本法は、自衛のためだけの自衛隊を認めているが、それも理念に
  則っている時だけである。しかも平和理念を実現するため、いっさいの戦力を保持しな
  いと謳った。こうした法文理念を、確りと見定めて行動指針にあれかしである。自国政
  府は既に集団的自衛権を認める憲法違反の安全保障法を定めている。自国民の静か
  な動静が、政府の意思決定を受け入れていると決して勘違いしてはならないだろう。
  自然破壊は後の世代までずーっと影響をあたえ続けることを忘れてはならない。
                                   (*):沖縄タイムス


          2017年10月25日(水)

  白は人を惹きつける。誘惑されそうだ。ゲーテが己の理と悪を対として追及したファウ
  ストの心の闘い。エイハブ船長が白鯨のもたらす生存の悲しさ憐れさを、銛でもって断
  ち切ろうとして、かえって大いなるはかり難い力の存在をあらためて知らされることとな
  る現実。 命ある物にとって<生か死か>そいつが問題だの台詞は、生きとし生ける物
  すべてにいつも問いかけ、日常生活の基調低音と響く。


          2017年10月23日(月)

  下世話な話しが、世間では賑やかだ。他人の色艶、それもいわゆる著名人にまつわ
  る物だ。名も無き庶民では値打ちがないのだろう、売り物にならないのだろう。
  人の傷、恥辱を筆の生業とする。憐れである。もっとも、こうした一件で世のリーダー、
  寵児とされる人々の仮面が暴かれ、その正体、悪事が明らかにされることもしばしば
  だ。 多様、多彩な声々、筆遣いも世間へんの警鐘と思えば、多士済々有難しと、言
  ったところか。


           2017年10月20日(金)

  世界の各地で、言論への弾圧、爆殺が日常茶飯事にある。しかも、権力筋の隠れた
  組織による陰湿な手口と見られるものが多々あるようだ。自国では今のところ目だっ
  た事件はないが、権力は突然姿を変じるときがあるので、良く注意して行く必要がある
  。テロ等準備罪は、該当条文の妙な解釈、運用によっては官憲の恣意的捜査を助長
  する可能性すらある。 
  <・・代議制民主主義とは意見が分かれているときには、仮に多数派に従って行動し
  ようとする約束なのです。その約束の中に多数派が正しいということは入っていない。
  ・・・民主主義の最大の悪は多数派の専制である。・・・> 加藤周一



           2017年10月17日(火)

  地球から一億三千万光年先で、中性子星同士合体による重力波が届いたそうだ(*)
 。宇宙的にはほんの近いところでの出来事だが、一光年は地球を秒速約七回転半する
  光が一年で進む距離を示すと思えば、その道程の時間感覚と距離感は人々にはあま
  りにもはかり難い。とはいっても、物理的には原子、粒子、電子、イオン、つまり素粒子
  の動き、成り立ち等を観測することで、大宇宙と通ずる世界を知ることができるので、
  あながち未知の宇宙とは言えぬかも知れない。それにしても、いつも思うのだが、宇宙
  をつつむ殻とは一体何なのか、その殻の外の空とは何のか、無という殻の無限の波紋
  なのか・・と、止めどもなくなる。 足元の草花を眺めながら、無限の息遣いを覚える。
                                       (*):時事通信等



            2017年10月14日(土)

  代議制民主主義とは意見が分かれているときには、仮に多数派に従って行動しよう
 とする約束なのです。その約束の中に多数派が正しいということは入っていない。・・・
 民主主義の最大の悪は多数派の専制である。・・・
                                    加藤周一


            2017年10月13日(金)

   仕事で業績を上げた著名な人が、自国生まれであれば、知らずと人を報じる
  ニュースへ気が惹かれるのは自然の成り行きであろうか。現在、日系英国人として
  生活されている方へ文化勲章の授与の話が文科省から出ているそうだ(毎日)。
  所縁があれば誰でもという訳にはいかないだろう。世界で認められたからこその授与
  の話でもある。 しかしその人が授受されるかどうかは別問題だ。
  自国の優れたノーベル賞作家が、自国政府からの授与を拒否されたことがある。
  こうした件は全くその人の自己の信条、理念に関わるもので、他人がとやかく言う筋合
  いはない。 個人的には、国の威信が基調低音にある授与の件は断ってもらいたい。
  でも、人にはそれぞれの事情、考えがあるので何とも言えない。
  ま、優れた作品は黙って読むにこしたことは無い。



            2017年10月12日(木)

   言論機関への脅し、ユネスコからの脱退と大統領が吠える。沖縄では米軍墜落に
  関し、米軍は一切謝罪の言葉なく、盟主政府も音無しの構えだ。自国政府といえば、
  相手政府へ沈黙を貫く。同盟国の名の下、だんまりと決め込んだ。
             憐れ沖縄、情けなき安倍川餅也



            2017年10月8日(日)

   現基本法が何故出来たのかその視点に立った論点など微塵も無い。過去の軍国
  主義へと傾倒していった当時の情勢、世相の大政翼賛会へと誘った当時のメディア
  統制等確りと過去の時間を振り返ることが大事だ。お隣の独裁国家のやり口を、
  国難などと身近な日常生活をして世論操作ともいえる手口で煽るやり方など、現政権
  の正体を表すものだ。人々は過ぎた時間の過ちを忘れずに日々過ぎゆく日常を心に
  見据えて行くことであろう。



            2017年10月06日(金)

   違憲法制が厚かましく闊歩する中、都会の田舎では集団的自衛権がさも民意を反映
  しているかのごとき選挙公約、政策等がお披露目されているらしい。基本法を足蹴にし
  た現政権とも昵懇の間柄だ。もともと同じ穴の貉だ。さして目づらしい事でもなくありふ
  れた凡庸画にある。 さて国民として岡目八目に注意深くあることが肝要だ。


            2017年10月04日(水)

   資本主義の劣化と自由主義の荒廃地で、銃乱射事件がまたあったそうだ。
  銃規制は独立戦争の悪しき歴史認識に立ったライフル協会によって長きにわたって
  規制許しまじといった声が続いている。一体何度、何回人の殺し、犠牲があれば銃規
  制へ動き出すのか疑わしい。 共和党は、テンガロンハットに銃を手にするのが、余程
  好きなのだろう。