秋の日のビオロンのため息の身にしみて
 ひたぶるにうらがなし  ヴェルレーヌ(上田敏訳)
              
 心にしみるいい歌ですね。月の滲んだ明かりが蛙を
 なぐさめてくれます。
 
タックルセブンです。貨物コンテナで出来たミニショッピングセンターです。三階建てです。
       
左側にとんがり屋根の時計台の館が仄かに浮んでいます。
下弦の月。2004/9/3。
 十時過ぎ塵をコンテナに運びました。
曇りの空に秋の月が下弦に滲んで、ぼーっと闇を照らしていました。
曇り気味の一日でしたが、秋風が吹き始めており過ごしやすい日でもありました。
下弦に滲む秋の月。2004/9/3。

    秋の走りに歌をあげました。蛙の好きな郷土の歌人です。

    ・わが痛めるいのちの端に触れ触れて秋の木の葉の散りそめにけり

    ・月の夜の街の夜霧に鳥のごとくさびしき姿行くか何處へ

    ・月かげにうかべる桐のひろき葉にかすけき風のありてゆらげる

    ・麥の穂の風にゆれたつ音きこゆ雀つばくら啼きしきるなかに

                                          若山牧水 (若山牧水歌集:岩波文庫より)
    
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盆地蛙通信9月(2004)
下弦の月2004年9月3日(金)